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トップページ »  革・金具について

革・金具

金具

金具   アンティーク色の目立たない物を使い、シンプルな雰囲気   真鍮無垢
一つの鞄バックを完成させるうえで、どんな金具を選ぶかは、鞄、バッグ、の表情品格を左右する重要な要素です。プラネットでは、主に真鍮製の金具を使いますが、金具の色に統一感をもたせる必要上鉄に真鍮色メッキを施した物も使用します。   基本的には金具が見えないとか、ファスナーの金属部分もアンティーク色の目立たない物を使い、シンプルな雰囲気を心掛けています。   蛇足ながら、近年、トランクや箱物製作の時や鉄の錠前など真鍮無垢での金具の種類が減る傾向にあり残念に感じています。

   

■革本来の風合いが生まれる草を選び

国産のタンニン靼しの革 ・イタリア製ワルピーエ社の植物タンニン靼しの革
・ (水性染料に革をつけ込んで染める手間が掛けられた革)を使用しています。
・ 初期制作段階において
・コロング社製ワックスを独自に調合し革の表面になじませ、繊維を引き締め、染料粒子を拭き取り、革本来の風合いを引き出すための加工を施しています。

■タンニン靼し革の長所と短所

・長所
使い込んでの経年変化が楽しめること!
・ しばらく使っているうちに革の表面に自然な透明感のあるツヤが出てなじむと言った落ち着きや矛らかさが増してきます。
・ これは、革の繊維をつなぎ止めるように染み込んだ油分やタンニンが効果的に働いているのです。
・ 細い爪キズなどが付いても、ワックス掛けで手入れすることで、目立たなくなったり、使用感が深みを併って革に刻まれていきます。 ・ 多くの人の手によってなでられた柱や石像などにも同じようなツヤ感がありますが、この変化を感じ眺めることも楽しみの一つとなりましょう。

・短所
キズ、汚れ、汗、雨シミなどが付き易い、色移り(色落ち)退色し易い。
・ これは革の表面を顔料系染料でコーティングしていないためです。
・ 顔料→木肌を風雨水から守るため、ペンキ、アクリル、合成樹脂系ラッカースプレーなどを塗りますが、これをしていないということです。
・ この短所を抑えるべく、溥く顔料をのせる革もありますが、やはり味わいが違います。

■裏地について

鞄のセカンドバッグの裏には、タンニン靼しのモミ豚、スウェード、牛革を薄く漉いたものを軽く仕上げた溥く仕上げる、肉厚のソフトに仕上げる等、用途にあわせて使い分けています。

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